第9回3日目(8/9)レース短評

馬名後の☆は注目馬

2R D-1 水分量3.1%(全体にしっとり、でも前日の豪雨降り出し時より重め)

順位馬名タイム状況
1イワキライデン1:40:7障害力強く最後までしっかり
2ソラチ1:51:2最後方から突っ込み
3カイセイマイヒメ1:52:4長く良い足つかう
前半51秒:雨が降り出す前で、水分量の高さの割には重さも感じる馬場。前半2番手で進めたイワキライデンがしっかりとした足取りで障害をあげ、最後まで緩むことなく走りきった。そのほかの先行勢は、最後20mで苦しくなってしまい、2着、3着は700kg台の小柄な差し馬が突っ込んできた。馬場状態や展開を考えると、次走も同じレースができるカアは微妙なところではあるが、2頭とも軽い馬場なら要チェック。注目馬のジェイイーグルはしっかり先行して、障害も問題なく上げられたが、前半の息の入らない展開もあって、最後苦しくなってしまった。前半は少し息を入れながらのほうが向いている可能性はある。

3R C-7 水分量3.2%

順位馬名タイム状況
1ブラックパワー1:48:5障害1番手からとことこ
2ユウマグッドガール1:53:2一息入れて障害上げ差し
3ゼンノチカラ2:01:8先行したがやや息切れ
前半50秒:先行して、うまく障害を上げたブラックパワーが押し切り。これ以外の馬はみんな第2障害でミスがあり、それに助けられた感じもある。タイムも2RのD-1の方がよい。ユウマグッドガールは一足遅れて仕掛けたことが奏効して良い差し脚を見せていた。

4R B-4 水分量3.2%

順位馬名タイム状況
1アバシリブラック1:22:4先行して最後競り落とす
2スーパーシンデレラ1:22:8最後までしぶとくついて行く
3アサゾラ1:26:5残り30mあたりから緩む
前半36秒:雨が強まり、レースは一気にペースアップ。息をつかせぬ展開に、レース慣れしているアバシリブラックとスーパーシンデレラの競り合いとなった。タイムも7RのA-3より速く、レベルの高い1戦であった。ダントツ人気のアサゾラは第2障害を越えるところまで互角にやり合っていたが、慣れない展開に面食らっている感じだった。ただ、タイムも悲観する内容ではなく、経験を積んだことで、次走に期待したいところ。ただ、少し最後に集中力を欠くところもあり、差し脚が求められるレースではおいて行かれる可能性もありそう。

6R A-3 水分量3.3%

順位馬名タイム状況
1ホクエイテイオウ1:26:1先行して最後までしっかり
2レッツゴーマサクン1:27:3障害越えてから伸びのある足
3ジェイレオン1:31:8レース引っ張るも最後ゆるむ
前半38秒:ジェイレオンとホクエイテイオウがややレースを引っ張る感じで進み、すんなり障害を上げたこの2頭が競り合う中、伸びのある足を見せたレッツゴーマサクンが2着に食い込んだ。ホクエイテイオウは最後までしっかりとした足取りが好感で、この早さで走っても息がもつところを見ると、今後も湿った馬場で狙っていくべきか。レッツゴーマサクンはこれまで1050kg超えの雄大な馬体を持て余しているところがあったが、だんだんパワーを生かせるようになってきており、秋に向けて成長が楽しみとなった。