第9回5日目(8/15)レース短評

馬名後の☆は注目馬

2R D-3 水分量1.1%(昨日より見た目乾いている印象だが、タイムは出る)

順位馬名タイム状況
1ギンノチカラ2:15:1障害力強く駆け抜け
2ジェイキャサリン2:20:4先行・障害詰まるも盛り返し
3デビットビヨン2:20:5溜めて末にかける
前半70秒:砂煙の舞う中、先行するジェイキャサリンに対して、ギンノチカラは4番手ですすめ、障害を力強く上げてから切れの良い足で駆け抜けた。ジェイキャサリンも、障害で詰まったものの、すぐに立て直して追いついていったのは見所ある。デビットビヨンは前半溜め気味に進めて言ったのが奏効したところもあるが、坂を下りる時の勢いはなかなかだった。

3R C-2 水分量1.1%

順位馬名タイム状況
1ヴァイスリッター1:43:4前半から掛かり気味余裕あり
2ヒメトラエトランゼ1:48:7中段から進め障害後じわじわ
3サカノトウカイ1:50:0勝ち馬の後を追って先行
前半41秒:1000kg近い迫力の黒い馬体で掛かり気味にレースを進めて押し切ったのがヴァイスリッター。乾き気味の馬場も坂も苦にせず終始軽い足取り。逆にちょっと遊んで緩む場面もあり、まだ余力もありそう。4回能検組で、能検ではコースを大きく逸脱するなど若さ全開ながら1着となった能力の持ち主。タイムもこのクラスにしては良いので次走も注意しておきたい。

8R A-2 水分量1.0%

順位馬名タイム状況
1トワイチロ1:34:7中段から障害越えて末脚
2アローリキヒメ1:35:3先行して最後まで粘る
3クリスタルコルド1:36:4障害4番手から粘り込み
前半45秒:コウシュハゴーリキなど安定勢力が引っ張る中、中段から足を溜めて進めたトワイチロが昇級戦をものともせずに差し切った。820kgと数字的には小さい体重も、手足が長く雄大に見せるところもよい。ここのところ体重ももりもり増えているので成長期と言ったところか。A-1相手では厳しさも出てくるだろうが、レースのうまさがカバーしてくれることもありそう。注目馬のキョウエイボスは今日は中段から障害をすんなり上げて、差のないところまで差し込んできた。徐々にレースに慣れて、力をつけてきている感じがある。

10R 白菊賞(オープン) 水分量1.0%

順位馬名タイム状況
1ピュアリーナナセ☆1:36:6障害2番手で下ろして差し脚
2シンエイアロイ☆1:37:4先に下ろして粘り込み
3ホクセイサクランボ☆1:40:9障害で軽く詰まる
前半47秒:前々で進めたシンエイアロイ、ホクセイサクランボに対して、ピュアリーナナセの一気の足が決まった。ピュアリーナナセは、デビュー後しばらく前半おいて行かれてしまって、最後追いつけないという感じの時期があったが、前走でようやくレースの仕方を覚えた感じ。今日は3番手で進めることができた。第2障害を越えた後、差して来るときの体の使い方がのび感があってすごいい走りをする馬で、これからさらなる成長を期待したい。シンエイアロイはいつも通り安定の競馬。障害もノシノシっとしっかり上がっており、どこも悪いところはない。勝ち馬を褒めるべきといったところ。ホクセイサクランボもいつも通りの良いレースはできたが、荷物が重くなったせいか、障害で軽く詰まったのが痛かった。差してくる足は勝ち馬とも遜色のない感じだったので、ちょっともったいない感じになってしまった。その他の注目馬のアオノマーキースは、障害がふた腰になったところ、障害後はキャンターを踏んでいたものの最後詰まってしまったのを見ると、20kg加増がやや響いた感じ。もう少し慣れが必要そう。シンエイハリアーは障害を3番目にかける積極的なレースも、越えるのにかなり苦労してしまった。もう少し軽い荷物で勝ちパターンを習得したいところ。