第15回6日目(11/8)レース短評

馬名後の☆は注目馬

2R D-7 水分量3.5%(表面の水分はまだら模様)

順位馬名タイム状況
1ミサキローズ1:56:8障害越えてからの末脚光る
2オイテカナイデ2:04:0先行して障害もすんなり
3テンノキラメキ2:10:2障害2番手から頑張る
前半61秒:デビュー戦のオイテカナイデが先行して進んだレース。オイテカナイデは最後詰まってしまったが、デビュー戦とは思えないほど競馬が上手で次走は人気しそう。勝ったミサキローズは第2障害までジョッキーが座って乗るなど、気性に課題はありそうな雰囲気も、第2障害を越えてからの末脚は光るものがあった。

3R D-2 水分量3.4%

順位馬名タイム状況
1キタノスバルクイン1:42:6障害越えてから軽やかな脚
2クマモトヨカバイ1:47:5障害1番手から最後まで粘り
3クマモトイケメン1:50:2先行して最後までじわり
前半53秒:2頭の熊本勢がレースを引っ張り、障害も同時にクリアしたが、3番手で障害を上げたキタノスバルクインが一気に駆け抜けた。キタノスバルクインは766kgと小柄な馬体も、末脚は見所があり、タイムもCクラスなら水準で次走も期待。クマモト2頭は最後まで詰まらずに頑張ったが、先行した分、最後はやや緩みもあったか。もう一回り成長できるとさらによさそう。

4R C-6 水分量3.4%

順位馬名タイム状況
1オレノキンボシ1:43:6最後まで着実な歩み
2ジェイラリー1:46:2残り20mから苦しく
3タカノリュウジン1:47:5一旦詰まるも根性見せる
前半46秒:馬場の表面に水分が浮いてきて、より軽さの増した馬場で、第2障害を1~4番手で越えた馬たちの差し足決着となった。のこり20mのところから徐々に苦しくなったジェイラリーや4着のヤマノキカンボに対して、勝ったオレノキンボシは着実に引き切った。ただ、これら4頭の力差はほとんどなく、もう1回走ったら順番入れ替わる感じ。勝ち馬以外も次走は注意が必要。

5R B-2 水分量3.4%

順位馬名タイム状況
1ジェイノコマ1:21:7障害3番手から最後までしっかり
2アオノエポナ1:23:2一旦先頭も最後若干ゆるむ
3キングヒーロー1:27:9第2障害まで息入れずレース引っ張る
前半36秒:軽い馬場を、息を入れずに第2障害までキングヒーローが引っ張り、逃げ込みを図るところを、障害を2~4番手あたりで上げたジェイノコマとアオノエポナが差す展開。速めのペースで最後苦しくなる馬が多いなか、ジェイノコマは最後までしっかりと走った。アオノエポナは一旦先頭に立ったが、若干最後ゆるんでしまった。評価したいのが、昇級で3着のキングヒーロー。相性抜群の渡来Jと息を入れずに進んだにもかかわらず、最後は根性を見せて3着を死守。ハイペースで息切れはしたが、力のあるところを見せた。次走も渡来Jなら買いたい。注目馬のクリスタルシャークは菊池Jでの手代わりで、積極性が出るか期待したが、やっぱり今日も後からになってしまった。やはり速い馬場になると、ついていけないところがあり、現状ではもう少し時計のかかる馬場の方が良いのかもしれない。